鬼滅の刃の終盤で「透き通る世界」の詳細が明らかになり、それに到達できたキャラが複数いることが判明しました。
現実だとゾーン状態と同じとされていますが、実際はどのようなものなのでしょうか。
今回は「透き通る世界」を詳しく解説していき、到達できたキャラも合わせてご紹介します。
【鬼滅の刃】透き通る世界とはなに?

結論を言ってしまうと、透き通る世界とはどんな状態なのか?はこちら。
つまり、身体能力の向上するため、強さが桁違いになった状態ということですね。
ちなみに猗窩座が長年追い求めていた至高の領域であり、無我の境地です。
より具体的に説明すると以下の通りです。
- 自分の身体の形を血管1本1本まで把握し、無駄な動きや感覚を削ぎ落とす
- やがて筋肉や血管までも自由自在に操ることが可能になる
この2段階のステップを踏むと、最小限の動作を最大限まで引き出すことができるようになります。
そして、頭の中の不要な思考がなくなることで、見ているものが透明になっていくことを「透き通る世界」と呼ばれています。
【鬼滅】透き通る世界に到達するとどんな効果があるの?

透き通る世界の効果をまとめてみました。
- 殺気や闘気を一切発しなくなる
- 相手の動きを予測
- 動きがゆっくりに見える
- 視力がなくとも敵が見える
- 体力が無限に続く
詳しく解説していきます。
①殺気や闘気を一切発しなくなる

透き通る世界に到達すると、闘気や殺気が消えてしまいます。
ちなみに生まれたばかりの赤ん坊も闘気を放っていると解説されていますが、それが一切感じられず植物のような存在に。

また殺気を放たないといことは、敵が油断する状態になります。
原作でも猗窩座が気が付かない状態になっていましたが、簡単に相手に致命傷を与えることができます。
②相手の動きを予測

五感を研ぎ澄ますことで、自身や相手の筋肉や血管を見ることができるようになります。
その結果、筋肉の”動き”が見れるようになり、相手の次の動作を予測することができます。
透き通る世界が見える同士での戦いは、わざと筋肉の動きをおかしくして錯乱させたりと、まさに至高の領域ですね。
③動きがゆっくりに見える
まわりの時間の進みが遅く感じるようになります。
体感速度が以上に成長することで、スローモーションのように見えているようですね。
相手の動きを予測することでゆっくりに見えているのかもしれません。
④視力がなくとも敵が見える

視力がなくとも、他の五感で補えることができます。
現に目の見えない岩柱の悲鳴嶼行冥は上弦の壱の黒死牟を見ることができていました。
⑤体力が無限に続く
動きに必要のない血管や筋肉を止めることが可能なため、動作を最小限に抑えることができます。
最小限に抑えることで体力が”ほぼ”無限に続き、鬼との長期戦の戦いでも変わらない体力で居続けることができるようになります。
人間相手には”ほぼ”無敵状態ですね。
【透き通る世界】現実世界だとゾーン状態
現実世界でのスポーツのアスリートたちで特に多く見られる「ゾーン状態」と呼ばれるものがあります。
ゾーンとは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。 その際には、取り組んでいることに没頭し、驚異的な集中力で予想以上の結果を出すことが可能になると考えられます。
透き通る世界と効果は似ていますね。
よって透き通る世界は、ゾーン効果に更に効果を付与したものだと考えられます。
【鬼滅の刃】透き通る世界に到達できたキャラクターは8人!
透き通る世界に到達したキャラクターは鬼も含め、実は8人も存在します。
中には一瞬だけ見えたキャラもいますが、領域に踏み込んだことで入れています。
では8人を詳しく解説していきます。
【炭治郎】猗窩座との戦いで透き通る世界に到達

半天狗との戦いで片鱗を見せていましたが、炭治郎が完全に透き通る世界に到達ができたのは猗窩座との戦いでした。
父・炭十郎が死ぬ前に見せてくれた見取り稽古を思い出し、そのおかげで猗窩座を倒すことができました。

【時透無一郎】黒死牟戦で深負い状態で透き通る世界に到達

黒死牟に片足を切られながら決死の覚悟で飛び込み、透き通る世界が開花したおかげで致命傷を回避していました。
刀で黒死牟を突き刺し、胴体が真っ二つになろうとも刀を持っている手は離さない人知を超えた戦いをしており、これも透き通る世界に到達したからだと言えますね。
【悲鳴嶼行冥】黒死牟の戦いの最中に透き通る世界に到達

黒死牟の相手の動作を読み取ることに疑いの目を向けた悲鳴嶼行冥は、その後すぐに透き通る世界に到達しました。

この見えぬ目は本質を見抜く目 決して惑わされない

極限まで刮目しろ
鬼殺隊トップの実力は嘘ではないようです。
【伊黒小芭内】無惨との最終決戦で一瞬透き通る世界に到達

透き通る世界に到達していた悲鳴嶼行冥からのアドバイスで一瞬だけ見えていました。
ほんの一瞬だけでしたが、アドバイスだけで実践できるのは才能があるからでしょうね。
【黒死牟】鬼になったことで透き通る世界に到達

始まりの呼吸の使い手で弟の継国縁壱が到達していたことから、人間時代は鍛錬に励みなんとしても手に入れようとしていましたが手に入らず。
鬼になったことで透き通る世界が見えるようになり、悲鳴嶼行冥の肉体を見て絶賛していました。
【継国縁壱】生まれつき透き通る世界が見えていた

兄の黒死牟と違い、生まれつき才能に溢れていた継国縁壱は産まれた時から見えていました。
透き通る世界が見えていたからこそ、「始まりの呼吸の使い手」となったのではないでしょうか。
【炭十郎】透き通る世界は努力の末に辿り着いた

生前、炭治郎に透き通る世界について教えていたことで、炭十郎が既に到達しているのが分かりました。
こうやって先祖代々、子どもに教えていったのかもしれませんね。
【煉獄杏寿郎】透き通る世界に踏み込んでいた

無限列車編にて猗窩座に破れた煉獄杏寿郎でしたが、炭治郎と同じく片鱗を見せていました。
魘夢との戦いで血を流していた炭治郎の身体が透けてみえていたこと。
そして猗窩座が「至高の領域(透き通る世界)に近い」と言っていたことから、ほぼ確定でしょう。
まとめ
今回は「透き通る世界」について詳しく解説と、そこに到達していたキャラクターをご紹介していきました。
到達できたキャラ達が戦いに多く貢献をしており、物語を一層面白くさせた能力だったのではないでしょうか。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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