風柱・不死川実弥の幼少期から柱になるまでを振り返ります。
母が鬼化し、親友が帰らぬ人になった辛い過去を紹介します。
【昔】不死川実弥は家族想いの少年だった

不死川家はかつて9人で暮らしていました。
- 母の志津
- 父の恭梧
- 実弥(長男)
- 玄弥(次男)
- 男の子3人兄弟
- 女の子2人姉妹
はじめての弟の玄弥への想いは特別だったそうです。
産まれたばかりの小さな手に触れた瞬間、兄として玄弥を守りたいと誓いました。
【不死川実弥】父親は人に恨まれ母へDVをしていた過去も

父親は朝から晩まで酒を飲み、妻子へ家庭内暴力をする人だったそうです。
父親はいずれ人に恨まれて●されてしまいました。
そんな経験から不死川実弥と不死川玄弥は以下のように笑顔で約束をすることに。

家族は俺たちで守ろう
笑顔を見せた理由とは?
ちなみに不死川玄弥は、幼少期のころから実弥はめったに笑うことがなかったと語っています。
もしかすると、不死川実弥は父親がいなくなったコトで、これからは家族と一緒に楽しく過ごせるようになる。
そう感じたからこそ、笑顔を見せたのかもしれませんね。
【不死川実弥】母親が鬼化して実家を襲来!兄弟は帰らぬ人に

不死川実弥は、家族の家計を支えるため亡くなった父の代わりに働いていました。
そんなある日、母がなかなか帰ってこず不死川実弥は外に探しに行きました。
そして家で玄弥と弟たちが待っていたのですが、突然狼が玄弥たちに襲いかかりました。
弟たちは狼に殺されてしまい、玄弥も殺されると思った途端。
実弥が玄弥を守り、狼と外に飛び出していきました。

鬼から家族を守ろうと必死に戦って、家族を襲った鬼が自分の母だと知った時どんな気持ちだったのだろうか。
不死川玄弥はその時のことを後悔しており、罪悪感を抱いていたそうです。

最愛の母を手にかけて、必死で守った弟からも罵倒されてどんな気持ちだったのだろうか。
最終的には2人とも鬼殺隊へ入隊をしますが、一緒に暮らすことはなく離れ離れに暮らすことになってしまいました。
自己流で鬼を倒すことに

不死川実弥は母親の件を通して、鬼を倒すことを決意します。
しかし、当時は鬼殺隊に入隊しておらず、日輪刀は所持していない状態です。
そのため、とある方法で鬼を退治していたようです。

ちなみに不死川実弥が母を外に連れ出したのはちょうど夜明け前でした。
そのため、実際は日の光にあたってしまった母は死去したようで、自分の手というのは少し語弊があるかもしれませんね。
ちなみに当時の不死川実弥の心情はこのとおりです。

この世のすべてが急速に色を失い、擦り切れて褪せていった。俺は夜の中を藻掻き回った。
親友の粂野匡近と出会い風柱になる稽古をスタート

母を殺してしまった後の不死川実弥は、鬼を狩って生活していました。
そして、鬼殺隊に入隊することになり、所属先で「粂野匡近(くめのまさちか)」と出会います。
そして育手を紹介してもらい、不死川実弥も鬼殺隊に入り柱を目指しました。
不死川実弥は粂野匡近だけには唯一心を許していて、兄弟のように仲良くしていました。
そして2人は、鬼殺隊の最高位である甲まで昇格し、後少しで柱になれるところでした。
下弦の壱と戦い粂野匡近は帰らぬ人へ

不死川実弥は粂野匡近と共同任務で下弦の壱と戦いました。
下弦の壱の鬼は2人で倒せましたが、粂野は亡くなってしまい、倒せた功績で柱になったのは不死川実弥だけでした。
風柱となり産屋敷耀哉と出会う

不死川実弥は風柱となり、産屋敷邸に呼ばれます。
そこでお館様こと産屋敷耀哉と出会いますが、実弥は粂野匡近を亡くしたばかりでやり場のない怒りと悲しみで途方に暮れていました。
そして、初めて会ったにも関わらず産屋敷耀哉に怒りをぶつけてしまいます。

いい御身分だなァ おいテメェ。
産屋敷様よォ

白々しいんだよォ 鼻につく演技だぜ

隊員のことなんざァ 使い捨ての駒としか思ってねェくせに
産屋敷耀哉は細身で色白でか弱そうな人。
自分たちは大変なのに、なんて楽に生きているんだろうと怒りをぶつけてしまいました。
不死川実弥に対して産屋敷耀哉が言ったコメントとは?
怒っている不死川実弥に、産屋敷耀哉はごめんねと穏やかな顔で謝りました。

叶うことなら、私も君たちのように体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった

君たちに辛いことをさせてすまない

でも、自分は、決して、偉いわけではない。君たちが捨て駒なら、私も捨て駒であり、鬼殺隊という組織の駒の一つ
そして、産屋敷耀哉は亡くなった一人ひとりの隊員たちの名前と生い立ちを記憶しているということを胡蝶カナエから聞かされます。
心優しいお館様の気持ちを知り、不死川実弥は産屋敷耀哉を尊敬し慕うことになります。
まとめ
不死川実弥の母は鬼化し、家族を守るために実弥が母を殺してしまいました。
そんな辛い過去を乗り越えて戦い、柱になり。
たくましく生きる実弥に感動しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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