小泉元総理の息子である小泉進次郎さん。
若くして政界進出を果たし、爽やかなルックスで人気を博してきました。
今回は、メディア露出のたびに注目を集める、小泉進次郎さんの迷言をまとめました。
エンプレス構文を駆使した名言や、愛すべきポエムの数々をご紹介します。
エンプレス構文とは?

エンプレス構文とは、結論を2回繰り返す文章の組み立て方のことです。
別名『小泉進次郎構文』と呼ばれ、次のような文章のことをいいます。
Aだと思う。つまり、Aである。
ポイントは、エンプレス構文を聞いても得られる情報は何もないということです。
エンプレス構文の元ネタ

エンプレス構文は、大人気ゲーム『モンスターハンター』が元ネタとなっています。
炎妃籠の青き炎を封じ込めた脚用装備。その内には炎妃籠の青き炎が封じられている。
こちらはゲーム内の防護具の説明文ですが、同じ内容の繰り返しになっていますね。
そして、この防護具の名前『エンプレスグリーヴ』から『エンプレス構文』と名付けられたそうです。
小泉進次郎の迷言集をまとめて紹介
【動画】今のままではいけないと思います


今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている
こちらは2019年9月23日にニューヨークで開かれた「気候行動サミット」後のコメントです。
当サミットではスウェーデンの高校生が各国首脳に対し、涙ながらに温室効果ガス削減の具体的行動を促す演説をし、話題になりました。
そんな演説を聴いたあとのこの発言。破壊力がありますね。
例文かと思うほど見事なエンプレス構文です。
実際の動画がこちら。
【動画】楽しくクールでセクシー


気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ
こちらも2019年のニューヨーク訪問中の発言です。
この発言は海外メディアでも大きく報道され、ネット上では「日本の恥だ」と批判の声が上がりました。
動画がこちら。
さらに帰国後の記者会見での一幕も話題を呼びました。
どういった意味で楽しくクールでセクシーな対策であるべきか、お聞かせください

それをどういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃないよね
ユーモアのあるご回答をされていますね。
つまり『自分でもわからない』ということでしょうか。
【動画】のどぐろ

2019年9月20日の記者会見で、福島第一原発から出る汚染水への今後の取組みについて聞かれた時の迷言です。

この前、小名浜で地元の組合長とお会いしましたが、今試験操業で何が獲れるんだと言ったら、「最近のどぐろが獲れるんだ」と。

あ~、福島!のどぐろ獲れるんですか。私のどぐろ大好きなんですよね」って言って、じゃあ今度(私と)一緒に食べようって。

そのときの組合長さんの「いいんですか」っていうね、喜んだ顔。嬉しかったですね。

なので決してそういった皆さんが、ふたたび傷つけられることがあってはならないと。その思いで、こういった問題にもしっかり向き合っていきたいと思っています
どう取り組んでいくかをうかがった。のどぐろの話を聞いているつもりではないんです
動画がこちら。
質問に答えているようで、全く答えていない小泉進次郎さん。
記者の一刀両断なツッコミが痛快です。
育児に休みという言葉が入っている

2020年1月にお子さんが生まれた小泉進次郎さん。


私育児に参加して思うのは、育児休業には『休む』という文字が入っていますが、全然休みなんかじゃない

子どもを育てる大仕事をやっている理解をさらに広げていきたい
【動画】30年後の自分は何歳かな

2019年9月17日の記者会見で福島第一原発の汚染土を30年後に福島県外に移すという国の約束について問われた小泉進次郎さん。
具体的には?

私の中で30年後ってことを考えたときに、30年後の自分は何歳かなと。あの発災直後から考えていました

だからこそ私は、健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかという。そこの節目を、私は見届けることができる可能性のある政治家だと思います
動画がこちら。
記者の質問には全く答える気配がありません。
素敵なポエムをありがとうございました。
今回の発言をうけ、政治アナリストの伊藤惇夫さんは「話術は優れているが中身は空疎だ」と評価されています。
【動画】リモートワークのおかげでリモートワークが出来た

2021年5月10日より虫垂炎の緊急手術で入院していた小泉進次郎さん。
5月20日の復帰会見でも魅せてくれました。

退院後、リモートワークができてるおかげで、公務もリモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですので、それも非常に良かったことだと思います
リモートワークのおかげでリモートワークができたようで、安心しました。
こちらはエンプレス構文となっていますね。
長い一文ですが、内容はありません。
【動画】おぼろげながら46という数字が

地球温暖化を止めるため、日本は温室効果ガスを2030年度までに「46%削減する」という目標を掲げ、2019年「気候変動サミット」で公表しました。
2021年4月23日に放送された「NEWS23」の独占インタビューに、環境大臣である小泉進次郎さんはこう答えています。

くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。『46』という数字が。
浮かんできた?

シルエットが浮かんできたんです。
アナウンサーも呆れ顔ですね。
(なに言ってんだコイツ……)という心の声が聞こえてきそうです。
実際の動画がこちら。
この46という数字ですが、発生起源説が3つあがっています。
- 小泉進次郎の地元である神奈川県の市外局番『046』からきている
- 乃木坂46からきている
- しん(4)じろう(6)からきている
どれにしても環境問題とは関係なさそうです。
【動画】ステーキと気候変動

2019年「気候行動サミット」でアメリカ訪問中、マンハッタンにある老舗ステーキ店を訪れこのように発言されています。

ステーキ、やっぱりステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね
牛の飼育は温室効果ガスの放出量が多いとされており、気候行動サミットに行った環境大臣の発言としていかがなものかと批判をあびました。
批判に対して出されたコメントがこちら。


毎日でも食べたいということは、毎日食べているというわけではないです

ありがたいなと思ったのは、ステーキと気候変動って質問、今までなかったと思いません?これがニュースになるんだったら、それだけでも日本の中で環境問題を考えるいいきっかけになるなと思いますね
どこまでもポジティブな小泉進次郎さんです。
実際の動画がこちら。
【動画】反省しているんです

2020年2月16日、コロナウイルスの感染症対策本部を欠席し、神奈川県横須賀市の後援会の新年会に出席しました。
これについて野党に厳しく追及され、出てきた釈明がこちらです。

反省しているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省をしている
結局なにについて反省しているのでしょうか。
この問題に関する4往復のやり取りで、なんと「反省」という言葉を20回も使われたそうです。
閣議後の記者会見でも反省を繰り返しています。
プラスチックの原料は石油

2021年3月18日にJ-WAVEで放送されたラジオ番組「JAM THE WORLD」に出演した際のコメントがこちら。

プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないケースがあるんですけど。

石油の色もニオイもないじゃないですか。だからわかんないと思うんですけど
国民をバカにしている!とネット上で物議をかもした迷言です。
自由がないのが民主党

2010年1月、小沢元幹事長の政治資金をめぐる問題が世間で騒がれていました。
そんな中でも、小沢元幹事長に対し民主党党内部から批判の声が出ないことに関し、こんなコメントを残しています。

自由があるのが自由民主党、自由がないのは民主党。
大荒れの国会が予想され、新人議員が口をつぐんでいるなか、度胸のある意味深発言ですね。
しかし、本当にこの言葉には意味はあるのか……、ないのか……
ここまで読んでくると怪しくなってしまいますね。
できないコトに挑むのはチャレンジング


絶対にできるというより、出来っこないことに挑むのは、チャレンジングでいいじゃないですか
チャレンジは日本語訳で挑むです。
そのため、同じ言葉を日本語と英語で繰り返している文章となります。
水と油を混ぜるのがドレッシング
2021年に小泉進次郎さんが支持した市長が当選した際のコメントです。

水と油を混ぜればドレッシングになります
打倒ドン・キホーテ

2020年6月にポリ袋削減のキャンペーンに参加したときのコメントとなります。

僕の中では打倒ドン・キホーテ。ドンドンドンドンキードン・キホーテを気がついたら口ずさんでしまう。
打倒パプリカ


願わくば幼稚園や保育園でも体操と一緒に。打倒パプリカですかね
Japan keep time
こちらは外交でスピーチをしたときの迷言です。

japan keeps time
このときの小泉進次郎さんの表情が自信満々すぎるwと話題になった場面の1つです。
Japan is back

日本として本当の意味でjapan is back というメッセージうぃ国際社会に発信できる
6千万人の国のほうが、成功事例を生み出せる

悲観的な考えしか持てない人口1億2千万人の国より、 将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、 成功事例を生み出せるのではないか
こちらは2千人の若者の前でのコメントとなります。
飛び交っていこうとする若者への激励の言葉なのかもしれませんが、批判的なコメントが多かった迷言の1つですね。
記者の質問に沈黙で答える
小泉進次郎さんが脱石炭電力化をどうやって進めるのか?を聞かれたときの場面です。
難しい質問ですし、無闇に発言をしてしまうと、のちに苦しむコトになるので、避けたのかもしれませんね。
言葉を発する時に意識しているコト
小泉進次郎さんは言葉を発する時に2つのコトを意識されているようです。

私が常に心がけているコトは、自分の言葉に『体重』と『体温』をのせることです
想いなどの感情的なモノではないというコトですが、当時話題になった言葉です。
有名人に”なる”より”見る”方がオススメ
小泉進次郎さんは有名になると、マスコミに追われるコトが嫌だと発言されています。
その中で世間に向けて、アドバイスをしてくれた言葉がコチラです。

有名人には”なる”より、見る方がよっぽど良い。
そして、有名人になったら後悔するコトも多いよと発言しています。
まとめ
小泉進次郎さんの迷言選をお届けしました。
今後の発言にも期待がもてそうですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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