鬼滅の刃の痣は条件を満たすことで体に現れ、同時に身体能力が飛躍的に高まりますが、実は痣は病気で、そのモデルの病はペストという実在する伝染病ではないかと考えられています。
その理由を痣の発動条件とペストの5つの類似点から画像付きで解説していきます。
【鬼滅の刃】痣は病気?25歳で死ぬヤバい病との声も

鬼滅の刃で炭治郎や鬼殺隊の柱達が鬼と戦った際に現れる痣。
マンガの中では病気という表現されておらず、身体能力などがアップする効果があるモノと紹介されています。
ただ、一部では痣が出たら25歳までに死んでしまうデメリットから、実は病気の1種なのではという声も上がっています。

このように鬼滅の刃では痣が現れることで、戦うための身体能力が飛躍的に高まる代償として、25歳までしか生きられないリスクを負うということが上弦の壱である黒死牟から語られていました。
鬼滅の刃の痣のモデルはペスト?5つの類似点から考察


鬼滅の刃の痣はそのモデルがペストでないかと考えられ、それを5つの類似点から考察していきます。
そもそもペストとはどんな病気なのか。
ペストは、歴史上でも致死率が高く、広範囲に大流行を起こす原因として現れています。ペストは、14世紀には「黒死病」と呼ばれて、推計5,000万人もの命が奪われています。
厚生労働省検疫所 https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/09150941.html
この黒死病(ペスト)の症状と鬼滅の刃の痣の発現条件に以下の5つの類似点があります。
①黒死病(ペスト)と症状が似ているから


黒死病(ペスト)に感染したときの症状に体温が39〜40度の高熱になり、心拍数が増加する症状があります。
この症状は鬼滅の刃で痣が発現する条件と似ています。
霞柱・時透無一郎は自身が上弦の伍・玉壺と戦ったとき初めて痣を発現した後、痣が発現する条件が次の2つであることを語っています。
- 体温39度以上
- 心拍数200以上
そういったことから、黒死病(ペスト)の症状と痣の発現条件が類似していることが分かります。
②黒死病と感染する症状が似ているから


黒死病と痣は感染する症状にも似ている点があります。
それは1人が感染すると周囲の人間に次々と伝染っていく高い感染力があることです。
黒死病は人から人への感染力がとても高く、14世紀頃にヨーロッパで蔓延したときは総人口の3分の1程度(2500万人以上)が感染し、その後に死亡しています。
一方で痣に関しては炭治郎が上弦の陸・半天狗との戦いで初めて発現しています。
その後、共に戦った霞柱・時任無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃が戦いのあとに痣を発現し、無限城編では次々と柱が痣を発現しています。
③黒死病を患った人の寿命は24~25歳で一致しているから


黒死病を患った人の寿命が24〜25歳で、短命であることも痣の条件と似ている点です。
鬼滅の刃では黒死牟が痣を発現した者の寿命を次のように語っています。
この言葉から分かるように、痣を発現した者は身体能力を飛躍的に高められることと代償に25歳までに生きられない宿命を背負ってしまうのです。
④黒死病を患った人は痣が出ていて一致するから


黒死病を患った人の症状の一つに皮膚が黒ずみ痣のようになることも一致します。
これはペスト菌によって手足や皮膚が壊死してしまうことで、その部分が黒っぽく変色して痣のようになります。
痣は発現した者によりますが、炭治郎は額のヤケドの傷跡に重なる様に痣があらわれ、他の柱はそれぞれ顔や体の一部に現れています。
⑤黒死牟のモデルが黒死病(ペスト)と言われているから


上弦の壱・黒死牟のモデルが黒死病(ペスト)ではないかと言われています。
それは何故か、その名を見てお気づきの通り「黒死牟=黒死病」言うまでもなく言葉の作り、読みから類似していることが分かります。
まとめ
今回は鬼滅の刃で炭治郎達に現れた痣は病気でないかという点と、そのモデルが実在する黒死病(ペスト)ではないかを5つの類似点から考察しました。
改めて黒死病(ペスト)と痣を比較すると、不自然なほど似ている点があることが分かりますね。
原作の設定は語られていませんが、一つの考察としてコロナ禍のご時世に鬼(感染症)に打ち勝つという意味が自然と重なるように感じられますね。
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