嘴平伊之助は炭治郎と同期の鬼殺隊の剣士で、猪の被り物をしている強烈なインパクトがある主要キャラの1人です。
実は猪の被り物をしているのには理由があり、作中からさまざまな考察が考えられました。
今回は被り物をしている理由を5つご紹介していきます。
【伊之助】なぜ猪の被り物をするの?5つの理由はこちら

伊之助は四六時中といってもいいほど、猪の被り物を被っています。
それには単純だったり、とても深い理由が考えられました。
今から解説をしていきます。
理由①育ててくれた猪の形見

鬼滅の刃ファンブックで、まだ赤ん坊だった伊之助を拾って育ててくれた猪の毛皮を被っていることが明らかになっています。
育ての親である母猪の形見として、伊之助は毛皮を大切に被っていました。
人間と動物の間に、家族のような愛が生まれた感動の理由ですね。
伊之助がどれだけ母猪を好きだったのかが分かります。
理由②自分の母親が亡くなるシーンを思い出すから

伊之助と、伊之助と本当の母親の琴葉は瓜二つのようにそっくりです。
自分の顔をみると、亡くなった母親を思い出してしまうため、被り物をしていた可能性が濃厚とされています。
琴葉は日常的に暴力をする夫から逃げるために、童磨のいる極楽教にお世話になっていました。
ですが、童磨が信者を食べている場面に遭遇して殺されてしまいます。

琴葉は愛する我が子が少しでも助かる可能性を信じ、伊之助を崖から落としました。
普通は赤子の頃の記憶はないとされていますが、伊之助は上弦の弐の童磨に母親の存在を言われたことで記憶が戻ります。
伊之助は本当は赤子の頃の記憶があり、母親を目の前で殺されたツラい記憶を無意識のうちにフタをしていたかもしれません。
死にたいほどつらいトラウマから自分を守るための、自己防衛が働いたのでしょうか。
理由③戦闘を有利に進めたいから

顔を覆い隠すことで、表情や目線を相手に知られません。
格上との闘いになると、目の動きや表情で次の動きを読まれたりするので、そのための対策とも考えられます。
無限列車編の自身の眼を見た者を眠らせる血鬼術を持つ魘夢との闘いで、いかに有効か明らかになっていました。

ただ、伊之助は「おそろしくて目を合わせられないんだろ」と言っていたので、よく分かっていなかったようです。
もしかすると、伊之助は戦闘を有利にするため、本能的に被っていた可能性がありますね。
さすが感覚が鋭いだけあります。
理由④本気で山の王だと考えているから
本気で山の王とおもっているのには3つの理由が考察できます。
- 山の主に育てられていた意思を受け継いでいる
- 山では伊之助に敵う動物がおらず、みんな慕っていた

実は伊之助を育てた猪は、「山の主」だったようでした。
母猪の山の主としての姿を見てきたからこそ、憧れを抱き、尊敬していたのではないでしょうか。
山の主を後を継ぐ形で、「山の王」と名前を変えています。

上記の画像では、伊之助のまわりには動物たちがたくさんいます。
動物たちにも慕われていることから、山の動物たち全員公認の山の王だったのかもしれませんね。
また、鬼殺隊を入隊する前は山の動物たちと力比べを生きがいにしていたと発言もあったので、山の動物たちの中で1番強かったと考えられます。
理由⑤女性っぽい顔を見られたくないから

伊之助は超がつくほど美人で、善逸から女と間違われるほどの女性らしい顔立ちの持ち主です。
筋肉隆々な身体に、男らしい言葉遣い、アニメでは野太い声をしているので、自分の顔をコンプレックスに思っていて、それ以外を男らしく仕上げているかのようですよね。

初登場時に素顔を見られた時も、キレ気味で言っていたのは、女性らしい顔を見られたのが嫌だったからなのではないでしょうか。
今まで綺麗で女性らしい素顔を見られたせいで、苦労をしたのかもしれません。
山で生きてきた伊之助にとって、顔を隠すことは自分を守るためでもありそうです。
まとめ
伊之助が猪の被り物を被る理由を5つご紹介しましたが、どれも信憑性がありますよね。
特に母猪の形見と実の母を思い出す理由は、特に濃厚説なのではないでしょうか。
無意識ながら、伊之助は赤子の頃から苦労をしているようです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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